Xカーソルのホットスポットをフレームごとに変えてみる

xcursorgenでは、引数に指定するconfig-fileの2、3列目にホットスポットの座標を指定する。多くのカーソルでは、ホットスポットはすべてのフレームで同じ値だが、これを画像ごとに変えるとどうなるのか試してみた。

右のようなテスト画像「vursor1.png」「vursor2.png」を用意し、vursor.confを作る。
vursor.conf：

32  1  1 vursor1.png 2000
32 30 30 vursor2.png 2000

$ []xcursorgen vursor.conf vursor[]

[]vursorという名のカーソルを作成。[]

$ []mv []使用中のテーマ[]/cursor/left_ptr{,_}[]

[]left_ptrをバックアップ[]

$ []ln -s vursor []使用中のテーマ[]/cursor/left_ptr[]

[]作成したカーソルにリンクをはる[]

表示された結果が冒頭の画像になる。ホットスポットが固定された一点に描画される。
Vienna3のCrossの様に画像の中心が移動するカーソルでは、フレームごとにホットスポットを変更して画像サイズを削減出来る。