Hardyでのサスペンド・ハイバネートの変更点

Ubuntu Gutsy以前は、サスペンド・ハイバネートは、acpi-supportパッケージに含まれるスクリプトによって行われていた。すなわちGUIからサスペンド(ハイバネート)を実行するか、端末から/usr/sbin/pmi action suspend(hibernate)を打ち込むと/etc/acpi/sleep.sh(hibernate.sh)が/etc/acpi/suspend.d/以下のスクリプトを順次呼び出し、復帰するときは/etc/acpi/resume.d/以下のスクリプトが実行された。
一方HardyではFedora8と同じくpm-utilsが担当するようになっている。*1(ただしhttps://wiki.ubuntu.com/PMUtilsSpecによれば/usr/sbin/pmiは互換性のために残されるようだ。)
したがって、サスペンド・ハイバネートがうまく動作しない時には、Fedoraと同じ対処を行うことになる。
以降、Vostro1400+GNOMEサスペンド・ハイバネートをうまく動作させるために必要な修正を取り扱っていく。
つづく・・・。

*1:スクリプトの動作についてはtmtm日記に詳しい解説が載っている。