Fedora8上のnfsサーバの設定に関する備忘録その1
これまでLAN内の他のマシンとファイル共有するのにcifs(samba)を使ってきたが、気がついたらLinuxで走っているマシン同士でファイル共有することがほとんどになり、nfsよりcifsを使う意義が無くなってきた。そこでnfsについて調べてみるとこちらの方がシンプルで気に入ったので、sambaは止めてnfsを使うことにした。以下にその際の手順についてメモしておく。
状況設定は、nfsサーバのホスト名はVOSTRO(on Fedora8)、クライアントのホスト名はCF-X1(Fedora7及びUbuntu(Gutsy)のデュアルブート)である。(/etc/hostsは既に適切に設定してある。)
まずサーバ側の設定をする。参考:NFSを使うには
/etc/hosts.allow、/etc/hosts.denyは何も書かずに置く。これによって全てのホストからのアクセスが許される。
VOSTRO# []/etc/init.d/iptables stop[] []ファイアーウォールを無効にする。必要ならip6tablesも無効に。[] VOSTRO# []yum install nfs-utils[] []nfs-utilsパッケージをインストール[] VOSTRO# []vim /etc/exports[] []/etc/exportsを編集[]
/etc/exports:
/home/public/ CF-X1(rw) ←/home/public/を読み書き可能で公開。/home/public/ VOSTRO(rw) ←動作確認のため自分自身のマウントも許可
VOSTRO# []mount.nfs VOSTRO:/home/public /mnt/dir1[]
これで自分自信(VOSTRO)からのmount.nfsは成功したので、リモート(CF-X1)からマウントすると、
[]CF-X1[]# []mount.nfs VOSTRO:/home/public /mnt/dir1[] []mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on 192.168.1.5:/var/feisty,[] [] missing codepage or helper program, or other error[] [] In some cases useful info is found in syslog - try[] [] dmesg | tail or so[]
dmesgを調べても何も出力されていないので悩んだが、単に必要なパッケージをインストールしていなかっただけだった。orz
Fedora7の場合:
[]CF-X1[]# []yum install nfs-utils[]
[]CF-X1[]# []apt-get install nfs-common[]
これでめでたくマウントできるようになった。続く...。
追記3/21
"system-config-securitylevel"を"/etc/init.d/iptables stop"に変更。