Ubuntu gutsyからhardyへのアップグレード
第18回世界コンピュータ将棋選手権を横目でうかがいつつ、サブ機のパナソニックCF-X1(メモリ64MB!)でUbuntuをhardyへアップグレードした。
メモリがきつきつのため、設定はすべてコマンドラインから行った。
いくつか引っかかった点のメモ。(うかつな事にGNU Scriptでログをとるのを忘れていたので、正確でない。)
- Anthyのdictionaryの設定が終わらない
一時間ぐらい放置していたらいつの間にか終わっていた。メモリの少なさが原因だろう。
「/boot/grub/menu.lst」の新カーネルの項目にinitrdが無かった。これはひどい!
トリプルブートのFedora7からmenu.lstに下記を書き加えたら問題なく起動した。
initrd /initrd.img-2.6.24-16-386
genericでなく386を使っている人はほとんどいないかもしれない。
- コンソールのキーマップが101
console-common、console-dataをインストールするとキーボードのレイアウトを聞いてくるのでqwerty、Japanese、Standardに設定。
既にインストール済みだが再設定したい場合は、
$ []sudo apt-get install console-common console-data[]
$ []sudo dpkg-reconfigure console-data[]
2008/05/12追記
今日気づいたが、kernel-2.6.24-16-386では、起動直後必ず101キーマップになる様だ。(update-initramfsしても改善されない。)
「sudo loadkeys jp106」を毎度実行するか、/etc/rc.localに書いておく。
- 「play hoge.wav」で音を鳴らそうとするとエラーが出て演奏できない
libsox-fmt-aoをインストールする。もしくはlibsox-fmt-allをインストールする。
$ []play hoge.wav[]
[]play soxio: Failed writing `default': unknown file type `ao'[]