MacのFirefoxデフォルトテーマの取り出し方

Mac専用のFirefox用テーマ(例えばapclomeなど)をLinuxで使えるように移植するとき、Macのデフォルトテーマを参考にしたくなることがある。ところがMacFirefoxは.dmgという拡張子のファイルで配布されていて、他のOSでは簡単に取り出せない。
この様な場合dmg2imgを使うと、.dmgから通常のhfs+形式のディスクイメージに変換することができる。ここではLinuxでのMacClassicテーマの取り出し方をメモしておく。(Windosユーザーはリンク先のREADME.TXTを読んでください。)

まずリンク先からソースコードdmg2img.tar.gzをダウンロードする。
次に展開してmakeする。


$ []tar zxf dmg2img.tar.gz[]
$ []cd dmg2img[]
$ []make[]
pacoを使ってインストールする。ついでにドキュメントもインストールしておく。

$ []sudo -s[]
# []paco -lD 'make install'[]
# []mkdir -p /usr/share/doc/dmg2img[]
# []paco -lD+ 'install README COPYING /usr/share/doc/dmg2img/'[]
# []exit[]
mozillaからFirefox 2.0.0.xx.dmgをダウンロードして ~ にでも保存する。
dmg2imgを使ってimgに変換。

$ []dmg2img ~/Firefox\ 2.0.0.12.dmg Firefox_2.0.0.12.img[]
できたFirefox_2.0.0.12.imgを/mnt/imgにマウント。
ディストリによってはあらかじめmodprobe hfsplusが必要。

$ []mkdir /mnt/img[]
$ []sudo mount -t hfsplus -o loop Firefox_2.0.0.12.img /mnt/img[]
目当てのClassicテーマを取り出し、アンマウント。

$ []cp /mnt/img/Firefox.app/Contents/MacOS/chrome/classic.jar ~[]
$ []sudo umount /mnt/img[]
あとは煮るなり焼くなり。

$ []cd[]
$ []mkdir classic_mac[]
$ []cd classic_mac[]
$ []unzip ~/classic.jar[]
皆さんでMac専用テーマをどんどん移植して幸せになりましょう。

3/13追記

"sudo -s"したくせに、さらにsudoしていたのを修正