GNOME上でのTouchpadの設定

前回の続き。
GNOMEセッションにログインするとタッチパッドの設定が変更されてしまう件だが、「システム」→「設定」→「マウス」を選ぶか、端末からgnome-mouse-propertiesを実行すると、「マウスの設定」ウィンドウが表示されるが、その中の「タッチパッド」タブで設定したものがxorg.confのタッチパッドの設定を上書きしてしまうようだ。synclient -lで調べたところ対応関係は、

項目名	チェックon	チェックoff
Enable touchpad	TouchpadOff=0	TouchpadOff=1
Enable Mouse clicks with touchpad	MaxTapTime=180	MaxTapTime=0
Enable vertical scrolling	VertEdgeScroll=1	VertEdgeScroll=0
Enable horizontal scrolling	HorizEdgeScroll=1	HorizEdgeScroll=0

となっている。そこで前回のxorg.confの設定を変更しないように、"Enable touchpad"のチェックをはずし、他の項目のチェックは入れておいた。
なお、gnome-mouse-propertiesの設定は、gconf-editorの"/desktop/gnome/peripherals/mouse/"キー以下に格納されるようだ。ファイルの実体としては~/.gconf/desktop/gnome/peripherals/mouse/%gconf.xmlになる。