Gtk+テーマ"Blue-Joy"

Blue-Joyは黒を基調とした、透明感あふれる美しいgtk2用テーマだ。しかし、残念な事にtarボールに同胞しているindex.themeを書き換えないと、正常に表示されない。

2008/04/07追記

普段あまりGNOMEデスクトップ環境を使っていないため、GNOMEの事を良く分かっていませんでした。↑は取り消します。

今回はGNOMEだけでなく他のデスクトップ環境やウィンドウマネージャーで利用するため、pacoを使って/usr/share/themes/以下にインストールする。
なおgtkテーマ一般のことについては、試験運用中なLinux備忘録さんのところに完結明瞭な解説があるので要参照。

まずリンク先よりtarボールをdownloadしてくる。現時点でダウンロードされるファイルは73387-Blue-Joy.tar.gzだった。
pacoでインストール。

$ sudo paco -lp gtk-theme-Blue-Joy 'tar zxf  73387-Blue-Joy.tar.gz -C /usr/share/themes/'

index.themeを書き換える。

$ sudo vim /usr/share/themes/Blue-Joy/index.theme

以下のように・・・

[X-GNOME-Metatheme]

Name=Blue-Joy

Comment=

Encoding=UTF-8

GtkTheme=Blue-Joy

MetacityTheme=Blue-Joy

IconTheme=Tango  ここはお好みで/usr/share/icons/以下のフォルダ名をかく。

これでGNOME上では、システム→設定→ルック＆フィール→外観の設定でBlue-Joyが選択できるようになっているはず。
GNOMEデスクトップ環境を使わない他のウインドウマネージャー上で使うには、~/.gktrc-2.0に

gtk-theme-name = "Blue-Joy"

と書き込めば良い。
Firefoxで使用するにはBlue-Joyの配布先に書いてあるとおり、編集→設定→コンテント→配色設定を選択し、
「システムの配色を使用する」のチェックをはずす。
また、テーマによってはuserChrome.cssかstylish拡張を使って文字色の調整が必要。*1
関連記事：黒背景gtkテーマで文字色が背景と混ざって見分けにくい時

*1:テーマ作者の方には、背景色を決め打ち（もしくは画像使用）する時は文字色も決め打ちして欲しい。えっ、そんな特殊な環境のことなんて知らないって?