2008-01-01から1年間の記事一覧

Consider adjusting the PKG_CONFIG_PATH environment variable

Fedora 9 ではレポジトリに収録されているGIMPがバージョン2.4系なので、最新の2.6系を「--prefix=/opt」以下にインストールした。関連記事:GIMP 2.6のFedora 9 へのインストール他 この結果2.6以降のGIMP向けのプラグインをビルドするとき、「./configure…

xcompmgrを使うとFluxboxのツールバーが正しく表示されない

xcompmgrでFluxboxをtrue transparent(完全透過)にするに書いた通りxcompmgrを使うとFluxboxの下でも完全透過が実現できるが、一部のstyle使用時にツールバーが正常に表示されない問題がある。(スクリーンショット参照) 回避策は何らかの方法でツールバ…

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP 1.0.0 をリリース

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP 1.0.0をようやくリリースした。 さらにg_return_*系関数でチェックしたり、無意味なif節を削除したりコードの整理を行った。またMakefile.amが plugindir = /usr/lib/gimp/2.0/plug-ins #...以下略... になっていたので、…

xcompmgrでFluxboxをtrue transparent(完全透過)にする

FluxboxはWindowのフレームやツールバー、メニューなどに背景の壁紙を混ぜて表示し、pseudo transparency(偽透過)を実現している。 しかしxcompmgrを使用することで true transparencyを実現できる。 Fedora 9 では「yum install xcompmgr」でxcompmgrをイ…

Fluxboxのstyleをランダムに選ぶスクリプト

バージョン1.0.0からFluxboxにはfluxbox-remoteというユーティリティが付属し、ターミナルやスクリプトからFluxboxにキーコマンドを送ることが出きるようになった。これによりターミナルからログアウトしたりstyleを変更したり、かなりのことが出きるように…

pm-utilsのpm-powersaveについて

pm-utilsには省電力モードに移行させる「pm-powersave」というコマンドがある。 Manpageの解説によると「/etc/pm/power.d/」と「/usr/lib/pm-utils/power.d/」以下のスクリプトを順に実行するらしい。 pm-utilsの流儀では前者はユーザーが任意のシェルスクリ…

Murrine configuration option "hilight_ratio" will be deprecated in future releases

開発版のMurrineエンジンを使っていると以下のメッセージが表示される。 /home/tks/.themes/Murrina Glossy/gtk-2.0/gtkrc:73: Murrine configuration option "hilight_ratio" will be deprecated in future releases. Please update this theme to get rid …

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP 0.3.0 をリリース

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP 0.3.0 をリリースした。 もう一度ソースコードを見直していると、コメントが空文字列のときに空文字列のコメントチャンクを作ってしまうバグを見つけた。その他 g_return*if_failを使ったチェックや表示するメッセージの…

ubuntulooksエンジンをRPMパッケージ化

ubuntulooksエンジンをFedora 9 用のRPMパッケージにした。欲しい方は物置からどうぞ。 なにかバージョン番号の付け方がおかしいが、まあ良いとする。

xcur2png 0.7.0をリリース

xcur2png 0.7.0をリリースした。変更点は進捗の表示とgetoptによるオプションの解釈など。いつのまにかcli-apps.orgの評価が50%を下回っているので記念にスクリーンショットを貼り付けておく。次回の更新ではXcursorのコメントチャンクの内容を出力するよう…

error: unexpected identifier `style', expected character `}'

開発版Murrineエンジンを使用するテーマのうち一部の物*1は、比較的新しいMurrineエンジン使用時に以下のようなメッセージをstderrに出力し、GTK+はフォールバック?の醜い物になってしまう。(スクリーンショット) $ []twf[] []/home/tks/.themes/MurrineG…

GIMP 2.6のFedora 9 へのインストール他

少し前になるがGIMP 2.6がリリースされた。Fedora 9 へはおそらくパッケージが用意されないだろう。GIMP 2.4.*との平行インストールについては、開発版であるGIMP 2.5.*と同じ方法で実現できた。 開発版GIMPのFedora 9へのインストール (その1) 開発版GIMP…

Realignment the hotspots of Auto-cropped cursor

This article is just a translation of Auto-cropしたカーソルのhotspotを揃え直す. A cursor which is saved by X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP(gimp-xmc-plugin) with "Auto-crop" option has different hotspots coordinates for different frames. …

Auto-cropしたカーソルのhotspotを揃え直す

English translation X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP(gimp-xmc-plugin)でAuto-cropを有効にして保存したカーソルは、各フレームのhotspotの座標が異なる場合がある。再度GIMP(+gimp-xmc-plugin)で開いて編集する場合はフレームの位置を自動で調整するの…

Fluxboxの設定に出てくる「transient」について

以前からFluxboxのマニュアルなどを読むと「transient window」なる言葉が出てきてよく意味が分からなかったが、最近GTK+のマニュアルに以下の記述を発見した。 GTK+ Reference Manual Dialog windows should be set transient for the main application win…

開発版MurrineエンジンをRPM化

gnome-look.orgで公開されているGTK+テーマのいくつかは開発版のMurrineエンジンを必要とする。そこでRPMパッケージにしたのでhttp://www.sutv.zaq.ne.jp/linuz/tks/index.html=物置に置いておく。 以下は作業ログ $ []yumdownloader --source gtk-murrine-e…

TypeError: wrong number of parameters

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP(gimp-xmc-plugin)の「file-xmc-save」関数は15の引数を持つ。以下に解説すると run-mode INT32 他のplug-inと同じ image IMAGE 〃 drawable DRAWABLE 〃 filename STRING 〃 raw-filename STRING 〃 x-hot INT32 hotspot…

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMP ver.0.2.0 をリリース

X11 Mouse Cursor plug-in for GIMPバージョン0.2.0をリリースした。 今回は以下のような変更を行った。 読み込める画像の寸法を最大512pxに緩和(さすがにこれで十分だろう*1) プログレスバーの表示を早めに始めるように変更(フリーズしているようにみえ…

TypeError: GimpImageComboBox.set_active_image() argument 1 must be gimp.Image, not int

昨日のレイヤーを複製するスクリプトをGIMP-Pythonで書いてみた。 #!/usr/bin/env python from gimpfu import * def python_duplicate_layer(img, layer): copy_layer = layer.copy() img.add_layer(copy_layer, -1) gimp.displays_flush() register( "pytho…

Error: set!: unbound variable: copy-layer

GIMPの自作プラグインを作っている関係で、Script-Fu 青空教室のレイヤー複製スクリプトを「~/gimp-2.5/scripts/duplicate-layer.scm」に保存し、GIMPから呼び出してみると、 実行中にエラーが発生しました: (script-fu-duplicate-layer 1 152) Error: set!…

Fluxbox-1.1.1 on Fedora 9

Fluxbox-1.1.1がリリースされている。Fedora 9にはバージョン1.1.0がupdate-testingに出ているが、1.1.1は現在のところrawhideのみビルドされている様だ。とりあえずFedora 9用の野良rpmを作ったので物置に置いておく。 なお、この配布パッケージには各国語…

掲示板のスパム対策

物置内の某所にある私が管理する掲示板は、長らく過疎っていたのでほとんど書き込みが無いが、最近スパムが書き込まれるようになった。とりあえずoska.nt.ftth4.ppp.infoweb.ne.jpを弾くようにしたが、もしかしたらスパムと関係ない投稿まで弾いてしまうかも…

xcur2png 0.6.2をリリース

xcur2png 0.6.2をリリースした。さらにコードを整理して少し読みやすくなったはず。また「-c」オプションにディレクトリを再度指定できるようにした。 次回は進捗を表示するようにし、「-q」|「--quiet」オプションを付ける予定。

(nominal)sizeを32に変更するパッチ

Xのマウスカーソルのサイズについてで書いたようにカーソルテーマがgnome-appearance-properties(GNOMEの外観の設定)にリストされるには、そのテーマの「left_ptr」の(nominal)sizeが12,16,24,32,36,40,48,64のいずれかでなければならないが、CursorXP/FX …

xcur2png 0.6.1をリリース

少し前になるが、xcur2png 0.6、引き続いて0.6.1をリリースした。CLI-Apps.orgからダウンロードできる。 0.5.1のソースコードがあまりにひどかったので、8割がた書き直した。機能についてはPNGを出力するディレクトリを指定する「-d」、PNGに付ける連番の最…

paco-2.0.5のインストール

paco-2.0.5が出ている。このバージョンからはFedora 9用のrpmパッケージ、Ubuntu用のdebパッケージ、さらになんとVine Linux用のrpmパッケージが用意されているが、pacoのインストールログをpacoで採らずしてどうするのかと思い、ソースからビルドした。 「p…

「~/.Trash」に捨てたファイルがGNOMEログイン後に行方不明

普段GNOMEをつかわずFluxbox上でmltermと話しながら生活しているので、GNOMEのゴミ箱を使わず以下のようなbashスクリプトでいらないものを「~/.Trash」以下に捨てていた。 ~/bin/trash: #!/bin/bash mv -v --backup=numbered --target-directory=~/.Trash/ $…

kernel-2.6.26.3-29.fc9.i686へアップデート

kernel-2.6.25.14-108.fc9.i686からkernel-2.6.26.3-29.fc9.i686へアップデートした。 サスペンド復帰後にサウンドがならない不具合が解消されている。しかし、復帰後にバックライトが極端に暗いことと、Core 2 Duoで2番目のCPUの制御が死んでしまうバグは残…

/usr/include/lcms.h:1370: error: expected ‘=’, ‘,’, ‘;’, ‘asm’ or ‘__attribute__’ before ‘int’

前回の続き。 依存関係が解決出来たのでさっそく開発版GIMPのビルドに取りかかった。 $ []./configure --enable-debug --enable-profile --enable-ansi --prefix=/opt[] []...省略...[] $ []make[] []...省略...[] []In file included from jpeg-load.c:35:[…

開発版GIMPのFedora 9へのインストール

GIMPのプラグインを書いた関係で、動作確認のため開発版GIMPを安定版GIMPと平行してインストールすることにした。OSはFedora 9、GIMPのバージョンは2.5.3である。 開発版GIMPのビルドとインストールの方法はソースコードに付属するINSTALLに書いてある。 ち…